名義変更が変わっておらず、売却前に急いで登記する必要があったケース
ご相談いただいた際の状況
① 相続人の状況について
去年の秋ごろに親が亡くなり、その相続について、ご相談をいただきました。
相続人は長女と長男と配偶者の3名でしたが、亡くなった親が書いた遺言書がありました。
遺言書の内容は配偶者に全財産を相続するという自筆遺言だったため、相続人は配偶者のみとなっています。
② 相続財産の状況について
相続財産は都内と関東圏に土地と建物が合計5物件と預貯金が少しあるとのことでした。
その内、預貯金は既にご自身で手続きを行っておりましたが、土地に関しては未着手という状況でした。
関東圏の土地については既に売却する事が決まっていたのですが、売却直前に名義が変わっていないことを指摘されており、そのことからなるべく早く相続登記をしたいという事でした。
今回のご相談者のお悩み
① 売却の直前に名義のことが判明したので、なるべく早く相続登記をができる先を探しているようでした
② 都内の土地・建物については、自宅として住んでいるが、名義変更して良いか検討しているようでした
③ 遺言通りに配偶者に相続すべきか、長男・長女に相続すべきか悩んでいました
お悩みに対して、当事務所の専門家からの提案
当事務所からはなるべく早い形での相続登記のご提案させていただきました。
コロナウィルスの影響により登記に時間がかかる事と遺言書が1枚に対して、登記を行う物件が5物件あることから最短でも1ヶ月ぐらいの期間がかかる旨を事前にお伝えさせていただきました。
提案後の結果
提案内容を承諾いただき、無事に相続登記が終わる事ができました。
今回のケースにおける当事務所のサポート
登記手続きがされていない未登記物件は、そのまま利用するのであれば、建物を相続人名義にする必要があり、そのためには、建物の表示登記をする必要があります。
相談いただいた際は過去建物を建築した際の資料を用意していただくことで、スムーズに未登記建物の調査と遺産分割手続きを進めていくことができます。
お気軽にご相談下さい。
今回のケースにおける料金について
相続登記お任せプラン(最初の1物件のみ):95,000円×1物件=95,000円
相続登記節約プラン (残りの4物件) :35,000円×4物件=140,000円
遺言書の内容確認 :10,000円
戸籍収集などの財産・相続人調査 :17,500円
合計:265,000円